「みてね基金」とは

すべての子供、その家族が
幸せに暮らせる世界を目指して

「みてね基金」は、株式会社MIXIが提供する子どもの動画・写真共有アプリ「家族アルバム みてね」(以下、みてね)の創業者である株式会社MIXI取締役ファウンダーの笠原 健治の個人資金で、「みてね」が5周年を迎えた2020年4月にスタートしました。そして、活動開始から5周年を迎える2025年4月に、今後の更なる活動の発展を目指し、「一般財団法人みてね基金」を設立しました。

「みてね基金」のミッションは、「すべての子ども、その家族が幸せに暮らせる世界を目指して」。国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標/Sustainable Development Goals)で掲げられた「2030年までに世界が達成すべき17の目標」を参考に、「難病・障がい」「教育」「貧困」「出産・子育て」「虐待」の5領域を独自に定め、子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に取り組んでいる団体への資金提供や伴走支援を行っています。

また、助成先団体の活動を「みてね」ユーザーの皆さまを中心に、子育てに関わる方々、関心のある方々に向けて幅広く紹介することで、子どもやその家族に関わる問題を知っていただき、課題解決を必要としている方々への支援の機会を増やして行く活動もおこなっています。

「みてね基金」が活動する5つの領域

1. 難病・障害

小児がんや難治性小児疾患を抱える子ども、またそれ以外の難病や障害のある子どもに健康と福祉を提供していくことを目的としています。

2. 教育

経済格差や家庭環境によって生まれる学力格差・教育格差を埋めるために、すべての子どもに平等な教育機会を提供することを目的としています。

3. 貧困

経済的な困窮など、家庭環境により不利益を受ける子どもを支援することを目的としています。国内の7人に1人の子どもが「相対的貧困」とされ、特にひとり親世帯における子どもの相対的貧困率は5割を超えます(※1)。また、日本で社会的養護下にある子どもは約45,000人います(※2)。

4. 出産・子育て

妊活、妊娠から出産、子育てにおける不安や負担を軽減していくことを目的としています。国内で5.5組に1組の夫婦が不妊の検査や治療の経験があるとされています(※3)。また、妊娠中や産後においても、ストレスや不安を抱える方も多くいます。

5. 虐待

児童虐待の相談件数は平成30年度に16万件近くに上り(※4)、社会問題化しています。こうした実情に対し、虐待をしない子育て環境の提供や、虐待被害者の支援を目的としています。

なお、対象となる子どもの年齢は主に妊娠・出産前から10代までを想定しています。

  • ※1 厚生労働省「平成28年 国民生活基礎調査」より
  • ※2 厚生労働省「社会的養護の現状について」(平成29年12月)より
  • ※3 国立社会保障・人口問題研究所「2015 年社会保障・人口問題基本調査」より
  • ※4 厚生労働省「平成30年度 児童相談所での児童虐待相談対応件数<速報値>」より

「みてね基金」が大切にしている
Trust-Based Philanthropy

「みてね基金」は助成先団体と同じ目線に立ち、信頼することを大事にしています。

Trust-Based Philanthropy (信頼に基づく慈善運動)に基づいた考え方です。

「みてね基金」と助成先団体は、社会課題を解決するために資金を提供する側と資金を活用する側という立場の違いはありますが、「すべての子ども、その家族が幸せに暮らせる世界を目指して」、共に試行錯誤している仲間であると考えています。だからこそ、助成先団体にとって使いやすい、活動しやすい支援の在り方を意識し、実践してきました。

また、不確実性が高く、資金がつきにくい領域や事業に取り組む団体に、同じような視点を持った民間資金の出し手が増えることも期待しています。

「みてね基金」が助成先団体に約束すること

  • 事業の成果創出に向かって一緒に考え、行動します。
  • 当初の計画を守ることよりも、ゴールを見据えて柔軟であります。
  • 助成先団体の負荷を減らすために、業務や運用を改善しつづけます。
  • システムチェンジの「火付け役」として、変化(change)よりも
変革(transformation)、2年後、3年後よりも10年後を大事にします。
  • 上記を約束するために、助成先団体の意思決定に影響があっても、
必要であれば躊躇せずに発言します。

「みてね基金」が助成先団体にお願いしたいこと

  • 遠慮は不要、いつでも相談してください。
  • スピーディに振り返って、大胆に改善してください。
  • うまく進捗していないことへの説明責任ではなく、課題を解決するための共有を重視してください。
  • 定期的な報告や面談、オフラインで集まる機会を有効に活用するために、準備を大事にしてください。
  • 社会に対して「みてね基金」がよりよい成果を出すために、アンケートにご協力ください。

助成先団体が「みてね基金」に求めてよいこと

  • 「みてね基金」が自団体の取り組む課題や事業、組織の状況を適切に理解すること。
  • 「みてね基金」が解決できない課題について相談できる専門家やメンターをはじめとした適切なリソースとマッチングすること。
  • 伴走支援の頻度変更や支援現場の視察など、公募要項に記載のないことを依頼すること。
  • これらの他にも「みてね基金」に求めることがあればお聞かせください。
Trust-Based Philanthropyについて(一般社団法人トラスト・ベースド・フィランソロピー・ジャパン)

「みてね基金」に込めた代表の思い

「家族アルバム みてね」の立ち上げ・運営を通して、「家族の絆を深めていくこと」「子どもへの愛情を世代を越えてつないでいくこと」の価値の大きさにあらためて気づきました。どうすればより使いやすくなるか、ひいてはもっと子育てが楽しくなるか、ご家族の幸せにつなげられるかを考える日々です。

一方で、そういった価値をより多くの方々に届けていきたい、社会課題の解決に取り組む非営利団体のを支援することで、すべての子どもやその家族が幸せに暮らせる世の中を実現していきたい、という思いが募り、2020年4月に「みてね基金」を立ち上げるに至りました。 非営利団体の活動を後方支援することで、本当に必要な支援が継続的に行き届く仕組みができればと願っています。困難な時はお互いに助け合う、持続可能な社会づくりに貢献できればと考えています。

「みてね基金」では、子どもとその家族に関わる課題の解決を継続的に行えるよう、今後も全力で支援してまいります。そして、すべての子どもやその家族が幸せに暮らせる世界の実現を目指していきます。

代表理事
笠原 健治

1997年、大学のゼミで学んだITビジネスのケーススタディや、当時米シリコンバレーにおけるインターネット・ビジネスの興隆に触発され、同年11月、求人情報サイトを開始。1999年6月に法人化し、代表取締役就任。2004年2月、ソーシャル・ネットワーキング サービス「mixi」を開始。2006年2月、社名を「株式会社ミクシィ(現 株式会社MIXI)」と変更し、同年9月に東京証券取引所マザーズ市場に上場。
2013年6月、同社取締役会長就任。2015年4月「家族アルバム みてね」を開始。2020年4月「みてね基金」開始。2022年4月より、同社取締役ファウンダー 上級執行役員(現任)。

法人情報

名称一般財団法人みてね基金(英文名:FamilyAlbum Foundation)
設立年月日2025年4月1日(活動開始:2020年4月13日)
支援内容子育てをめぐる社会課題の解決に取り組んでいる団体への資金提供および団体の認知向上に向けた情報発信
支援対象団体 下記領域において、子育ておよび家族への支援活動を行う団体
1.難病・障がい 2.教育
 3.貧困 4.出産・子育て 5.虐待
お問い合わせ先みてね基金事務局